実証してきた生活の小技✖︎5


正直すごく地味ですが、普段役立っている生活の小技を5つほどご紹介します☆
*一部経験則が含まれます。






閃いた脳のイラスト

#1 しゃっくりの確実な止め方


まずはしゃっくりの止め方です。驚かせる、水を一気飲みする、深呼吸するなど様々な方法が伝わってきているしゃっくりですが、実は1つだけ、確実な止め方があるんです。


・STEP 1: 何度か深呼吸する。


・STEP 2: 一気に、限界まで息を吸う。


・STEP 3: それ以上吸えなくなったところで息を止める。


・STEP 4: 途中でしゃっくりが出てしまう場合には初めからやり直す。


この方法ですが、簡単に言うと、吸気によって横隔膜を押し付け、動かないようにしているということです。ご存知の通り、しゃっくりとは呼吸筋の1つである横隔膜の痙攣です。そして普段はドーム状をしている横隔膜は、努力吸気(普段以上に、大きく息を吸おうとする)時、収縮して平たくなり、肺を広げようとします。つまり、上記のように限界まで息を吸うと、痙攣している横隔膜は収縮するとともに、広がった肺に押し潰され、動けなくなるということです。そして動きを抑えられた横隔膜の痙攣は抑制され、しゃっくりが収まります。


この止め方は数年前にネットで見たものなのですが、僕の場合はほぼ100%効き目があります。迷信などと違い科学的根拠もありますので、今度しゃっくりが止まらなくなった際にはぜひお試しください。




#2 バンドエイド・貼り薬の正しい剥がし方


小さな火傷や擦り傷を止血・保護する際、よく使うのがバンドエイドです。すぐに貼れて便利な一方、同じ部位に長時間貼り続けていた場合や脛などの体毛の多い部位に貼った時など、バンドエイドを剥がすのが地味に痛い時がありますよね。実は次のような方法で、あまり痛くなく、肌にも負担をかけずに剥がすことができるんです。


・STEP 1: 貼ってあるバンドエイドの、最も中枢寄り(首より下なら頭に近い方)から剥がす。


・STEP 2: 剥がした部分を追うように肌を圧迫していき、皮膚と接着面を離すようにする。


以上が、バンドエイドの正しい剥がし方です。一番大事なのは毛に逆らわず、中枢から剥がすことです。そうすることで、皮膚や毛根を傷つけずに剥がすことができます。次にSTEP 2ですが、剥がそうとしている直前の皮膚を抑えることで、体毛が抜けることを防ぐことができます。特に脛毛の多い男性などは、この方法で痛みの大部分を抑えることができますよ。


この方法は、以前大学のテーピング講義で講師から教えてもらったものです。バンドエイド以外でも湿布・医療用テープなど殆どの貼り薬・テープで応用できますので、ぜひお試しください。




#3 スマートホンの指紋認証で成功率を上げるコツ


最近は顔・網膜認証が増えているスマホのロックですが、僕はどうも反応速度・利便性の高い指紋認証が好きで、未だにTouchID搭載のiPhoneを使っています。そんな便利な指紋認証ですが、手指が乾燥していたり、汗で湿っていたりすると反応してくれなかったりしますよね。3つ目の小技では、反応しやすい指紋の登録方法をご説明します。


*以下の手順ではiPhoneのTouchIDを例に説明していきます。


・STEP 1: 指が乾燥していない時時に指紋を登録する。


・STEP 2: 初めは普段通りに登録を進める。


・STEP 3: 一度指紋の登録が終わり、「指紋の境界部のキャプチャーを続けてください。」と画面が変わったら、指を当てる方向・角度を変えながら登録を進める。


・STEP 4: 指が乾燥している時に、上記と同じ方法で指紋を登録する。


TouchIDの登録では、まず指紋を認識し、その後に方向・角度を調節するという順で指紋情報が保存されていきます。簡単に言うと、「指紋の境界部のキャプチャーを続けてください。」のメッセージが表示されてからは、できるだけ色々な置き方で指紋を登録していった方が認識しやすくなる、ということです。またSTEP 4ですが、同じ指を、乾燥している時・していない時で別枠に登録し、どんな状況でも認識されるようにするということです。この2つのポイントを押さえておけば、指紋認識の成功率を上げることができます。




#4 熱いお風呂で耐える方法


「そもそもなんで耐えなきゃいけないんだ?」という疑問は置いておいて、とりあえず熱いお風呂でも耐えられる方法をご紹介します...といっても、他の小技と違って単純なんですよね。「ひたすら動かない」だけです。


お湯、すなわち水は他の物質に比べ温度が変化しやすいので、お湯に浸かった皮膚の周りでは即座に水温の低下が起こります。もちろんこの低温の層も時間とともに霧散してしまうのですが、体を動かさずにいると、ほぼ同時に、新たに水温の低下が生じます。簡単に言うと、じっとしている体の周りには、周囲よりも温度の低いお湯が停滞するということです。


使い所があまりないかもしれませんが、熱いお風呂や温泉に入る時にはぜひお試しください。




#5 流す・流さないトリートメントの違い


髪の手入れには欠かせないヘアトリートメントですが、最近は洗い流すものに加えて流さず使うものが販売されていますよね。僕も毎日流さないトリートメントを使っています。そんなヘアトリートメントですが、流すものと流さないものに違いがあるのか、一度気になって調べてみたことがあります。


まず、トリートメントを使う最大の理由でもある、「損傷をカバーして髪を補修する」効果は、流すもの・流さないもの共にふくまれています。それでは何が違うのかと言うと、流さないトリートメントは上記に加え、「ドライヤーの熱や紫外線から髪を守る」効果が含まれているんです。流さないトリートメントは入浴後も常に髪に残るので、様々なダメージをブロックしてくれるという訳です。


とは言っても、流さないトリートメントの方が効果的ということではなく、できれば流すもの、流さないものを併用するのが最適なのだそうです。流す・流さないトリートメント、日々のヘアケアに取り入れてみてはどうでしょうか。




ということで、今回の記事では僕が自ら試してみたことのある、生活の小技を5つご紹介しました。使い所の限られたものばかりですが、ぜひ試してみてください