🍎AppCakeでiPhoneに好きなIPAをダウンロードする方法🍏
⚠️ご紹介している「AppCake」は脱獄や改造行為などとは一切関係のないアプリケーションですが、純正のAppStoreにはない、非公式のアプリをダウンロードすることができるサービスです。悪質・違法アプリはダウンロード・利用せず、自己責任でご利用ください。
STEP0: IPAファイルって何?
記事の紹介でいきなり「IPAファイルのダウンロード」と書きましたが、知らない方も多いかと思いますので、まずはこの「IPA」について簡単にご説明します。
IPAとはiOS・iPadOS用のアーカイブファイルで、一般的にiPhone・iPod・iPad上で動作するアプリケーションの配布フォーマットとして利用されています。厳密にはAppStoreで販売されているアプリケーションファイルとは違うものですが、デバイスにアプリをインストールできる圧縮ファイルとして、非公式・ベータアプリとして使われています。
このIPAファイルは、以前はMacやWindowsのiTunesから簡単にインストールすることができていたのですが、現在はMacの専用ソフトやサードパーティ製のサイドローディングソフトウェアがないとiPhone等に送ることができなくなってしまいました。そこで、パソコンを使わず、iPhone1台で簡単にIPAファイルをインストールすることのできるサイト・ツールが数多くリリースされています。
本記事では、そのようなIPAインストーラーの中でも、無料で信頼性の高い、「AppCake」をご紹介していきます。
STEP1: AppCakeのダウンロード
それでは早速、AppCakeのダウンロード方法をご紹介します。iPhoneでSafariを起動し、ステップに沿ってダウンロード作業を進めてください。
※注意: AppCakeのような配布アプリの提供には企業用署名が必要らしく、この署名は数日おきに期限切れとなってしまいます。以下のダウンロードページで「REVOKED. BE RIGHT BACK.」と表示される場合は署名切れの状態になっていますので、企業用署名が更新されるまで数時間から数日お待ちください。
- iPhoneのSafariでこちらのリンクを開いてください。
- ページ中央の「INSTALL APPCAKE」ボタンをクリックし、続けて現れる「"www.iphonecake.com"により"AppCake"がインストールされます」というアラートで再度「インストール」を選択してください。
- 正常にインストールが完了するとホーム画面に「AppCake」のアイコンが追加されますが、この状態ではまだ起動することができません。「設定」アプリから「一般」、「プロファイルとデバイス管理」へと進んでください。
- 「エンタープライズAPP」の署名欄に表示されている企業名(ダウンロード時の署名により名称は変動します)を選択し、開いた画面から「デベロッパ...を信頼する」を選択して、アプリが起動できるようにしてください。
- ホーム画面に戻ってAppCakeを起動します。通知の有無やDiscordの宣伝を無視した後、中央に表示される「VERIFY」を選択してください。これはデバイスのUDIDを取得するための操作で、これがないとIPAファイルをインストールできません。
- 「構成プロファイルのダウンロード」を許可する画面が開きますので、自己責任で許可してダウンロードを進めてください。
- もう一度「設定」の「プロファイルとデバイス管理」を開き、今度は「ダウンロード済みプロファイル」に表示されている署名を選択してください。その後、指示に従ってインストール作業を完了してください。
以上のインストール作業が終わるとアプリが使用できるようになります。AppCakeにはあらかじめ登録された非公式アプリのインストールと外部IPAファイルのインストールの2種類の機能が備わっています。具体的な使用法については、次項でご説明します。
STEP2: 登録済みのアプリを直接ダウンロードする
AppCakeにはあらかじめ、インストール可能なIPAアプリが登録されています。ただ、この中にはインストールしても問題のない非公式アプリの他に、悪質・違法なアプリも含まれていることがあります。特にAppStoreで有料で販売されているアプリは無料ダウンロードしてしまうと完全に違法ですので、絶対に開かないようにしてください。
こういったデフォルトのIPAアプリは、AppCakeを開いてすぐに表示される、メイン画面から閲覧・インストールすることができます。タブは最新アプリ「Latest」、人気アプリ「Popular」、非公式アプリ「Tweaked」の他、ダウンロードの状況が確認できる「Downloads」と設定タブ「Settings」が用意されています。一般的に「Tweaked」カテゴリのアプリは安全で使いやすいものばかりなので、まずは試してみたいという方はこちらをご利用ください。
任意のカテゴリから好きなアプリを選択すると、アプリに関する詳細情報が表示されます。安全なアプリであるか、使用中のOSに対応しているかなどを確認した後に、右上の「Install」ボタンをクリックしてください。
AppCakeのアプリダウンロードには通常インストール「Install」、クローンインストール「Duplicate Install」とカスタムインストール「Custom Install」の3種類があり、インストール時にはどれを使うか尋ねられます。初めてインストールするアプリの場合は「Install」、既に所有しているアプリのクローンを作成したい場合には「Duplicate Install」を選択してください。ここではカスタムインストールは省略します。
その後のインストール作業はAppCake本体の時と同じです。まずは確認アラートで「インストール」を選び、インストールが終わったら「プロファイルとデバイス管理」からデベロッパの信頼を行ってください。
※インストールボタンを押すと全画面の広告が表示・再生されることがありますが、構わず「Close」ボタンを押すか、ホーム画面に戻ってスキップしてください。
STEP3: 任意のIPAファイルをインストールする
AppCakeには登録されておらず、自分でダウンロードしたいIPAファイルがある場合には、外部アプリからの「共有」メニューでインストールすることができます。IPAはSafariでダウンロードしてからデバイスの「ダウンロードフォルダ」に保存していることが多いと思いますので、ここでは純正の「ファイル」アプリを例にご説明します。
ファイルアプリから「ダウンロード」フォルダを開き、目的のIPAファイルを長押ししてください。その後、表示されたコンテキストメニューの中から、「共有」を選んでください。
共有先アプリ一覧の中、もしくは表示されていなければ「その他」から「AppCakeにコピー」を選んで、選択したファイルをAppCakeで開きます。その後のポップアップで「Yes」を選び、ダウンロード画面に遷移してください。
インストールが自動的に開始される場合は通常通りアラートで「インストール」を選択してください。自動的にファイルのインストール作業が進まない場合は、ファイルを長押しして「Install」を押してから通常の作業に移ってください。
アプリアイコンがホーム画面にインストールされたら、あとは他のアプリと同様に、設定から信頼作業をお願いします。
そんなことで、今回は「AppCake」を使って好きなIPAをインストールする方法をご紹介しました。使い方さえ誤らなければ便利なサービスですので、非公式アプリ等に興味のある方はぜひ試してみてください。